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ここでは「蒼翔」に出てきた言葉を、 原作の設定と蒼翔オリジナル設定をまとめて記述してます。 各章ごとに分けており、新しい順に表示しています。 |
語句 (形式番号など) |
用語解説 |
モビルスーツ |
ジオン公国が質、量共に強大な力を持つ地球連邦軍に対し優位に立つため開発した大型有人汎用機動兵器。 人型の大型ロボットで人間の約十倍の身長を有しており、人間と同等の汎用性を持っている。 戦闘用として量産されたMS-05[ザクⅠ]とMS-06[ザクⅡ]は、 腕と脚を使用した能動的質量移動による自動姿勢制御システム(AMBAC)を用い、ミノフスキー・イヨネスコ型熱核融合反応炉を動力源としたことで、 宇宙空間において連邦軍が誇る宇宙艦艇や宇宙戦闘機をはるかに超える機動性を獲得した。 さらにジオン軍はミノフスキー粒子の散布によってレーダー索敵を無効化させ、 高い機動力を持つMSで宇宙戦艦に接近し直接攻撃を与える戦術で、宇宙における圧倒的優位性を得た。 |
ミノフスキー粒子 |
U.C.0069に初めてその存在が立証された、静止質量ほぼゼロの極めて強力な帯電性質を有する物質。 一定の濃度で立体格子状に整列するため、ミノフスキー粒子が散布された空間ではこの粒子より大きな物質を通さない性質を持つ。 そのため激しい電波干渉が起こり、電磁波や赤外線を使用したレーダーやセンサー、長距離誘導ミサイル等が無力化される。 また、濃度が高い場合、電子兵装にも障害が発生する。 ただし、寿命が短いため、戦闘中常に散布し続けなければならない欠点も持つ。 U.C.0070の公開実験によって一般にもその存在が公表され、その性質から考えられる新しい戦術に危機感を抱いた自衛隊の防衛戦力開発にも影響を与えた。 |
ガウ攻撃空母 (形式番号:ACA-01) |
全長62m、重量980t、ジオン軍が製造した地球上最大の大気圏内大型輸送機。 地上での機動性の低いMSを運用するために開発された飛行空母で、 翼の下方にある胴体部分にMS3機、両翼にドップ戦闘機4機ずつ搭載可能。 また2連装メガ粒子砲3基・爆弾槽を装備し対地攻撃能力が高いため、 しばしば爆撃機として地上への絨毯爆撃にも使用される。 全翼機に近い構造をしており、それでも足りない揚力の40%を下方へのジェット噴射に頼っている。 マッハ0.9での飛行が可能。 |
ドップ戦闘機 (形式番号:DFA-03) |
ジオン軍が製造した大気圏内戦闘機。 ミノフスキー粒子散布下での有視界戦闘を考慮し、操縦席が異様に突出しているのが特徴。 スペースコロニー国家で航空機開発のノウハウに乏しいジオン公国の技術者たちが、 飛行試験無しにコンピュータシミュレーションと風洞実験によって開発した。 確認されている最高速度はマッハ5。(巡航最高速度はマッハ3.4) 翼も短く空力特性が極めて悪い機体を、大出力のエンジンと姿勢制御バーニアで強引に飛行させるため、 運動性は高いものの航続距離は短く、運用には母艦となるガウ攻撃空母やカンザス級空母のサポートが不可欠である。 操縦席が機体よりも高い位置にあるため視界が広く、推力偏向式のバーニアによって抜群の機動性を確保。 格闘戦よりも遠距離からの誘導ミサイル攻撃を主とする電子戦に特化した連邦軍戦闘機に対し、 ミノフスキー粒子を散布することでその機能を大幅に制限、互角の戦闘を可能にした。 |
ド・ダイYS |
ジオン軍が開発した重爆撃機。 機体前面に8連装ミサイルランチャーを装備し、 またフラットベッド型(貨物室を持たず、機体上面に貨物をむき出しで固定する)の輸送機としても運用される。 機体上面で吸入した空気を機体下方に噴出することでV/STOL(垂直離着陸と短距離離着陸)が可能。 また最前線の戦術輸送も考慮し、多数のロケットブースターも装備し、緊急離陸もできる。 機体が大きく重量に対する推力が大きいため、ペイロードに余裕があり一機のMSを戦場まで輸送することも可能。 |
カンザス級空母 |
ジオン軍アジア方面軍が連邦海軍のヒマラヤ級対潜空母を鹵獲し、ジオン軍仕様に改装した艦。 主な仕様変更は下記のとおり。
極東特殊攻撃師団はネームシップである[カンザス]他、2隻の同型艦を保有している。 |
極東特殊攻撃師団 |
ジオン公国軍に所属する義勇兵・親ジオン派将校を中心に構成し設立された、王鶴霖大佐が率いる独立部隊。 構成部隊は下記の通り。
ジオン軍内ではこのように義勇兵や親ジオン派将校で構成された部隊を、部隊名では呼ばず一括して『外人部隊』と呼んでいる。 |
航空自衛隊大阪基地 |
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旧世紀の大阪国際空港(伊丹空港)を利用して設置された航空自衛隊基地。 現在は、民間航空会社と併用して運営されている。 第二遊撃飛行隊以外にも3個飛行小隊が配備されている。 |
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多目的戦闘機 [はやぶさ] (形式番号:VFN-74) |
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航空自衛隊と全日本工業連合が共同で開発した主力多目的戦闘機。 高推力・低燃費の72式ハイドロジェットエンジンを二発搭載しているため、陸上・艦上からの離発着が可能で、長時間の飛行を実現。 基本形態であるF型(戦闘機型)に追加武装を施すことで、様々な作戦に使用できる。 エンジンの出力的にはマッハ3での巡航が可能だが、機体の形状、特に格闘戦の優位性を確保するための涙滴形コックピットや、格闘戦での機動力を重視した後退翼とクリップトデルタ翼の中間の翼形など、マッハ3の巡航速度では危険を伴う可能性があるため、最高速度はマッハ2.3に抑えられている。 主兵装: ・30ミリ機関砲二門(装弾数計五百発) ・70式空対空ミサイル計十八発(両翼九発ずつ) F型への追加武装や仕様変更によるバリエーション機が複数存在する。 航空自衛隊伝統の洋上迷彩のほか、部隊によって塗装が異なる。 (デザイン参考:F/A-18・F-15・F-4など) (設計思想としてはF-35に近い) |
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特務航空集団 (Special duty Aeronautical Group:SAG) |
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第二次極東戦争で活躍したエースパイロットや、パイロットを養成する一般幹部候補生課程などでの成績優秀者を集めた、海上・航空自衛隊合同エースパイロット部隊。 第二次極東戦争終結後の宇宙世紀0068年に、防衛省直轄部隊として創設された。 陸上自衛隊における、中央即応集団と同様の位置づけで、有事では最前線に投入されることが多い。 構成部隊は下記の通り。
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早期警戒管制機(AWACS) |
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※Wikipediaの記述から参照(http://ja.wikipedia.org/wiki/AWACS) 戦闘空域もしくは警戒空域において、敵軍・友軍を含むあらゆる空中目標を探知するのみならず、分析・友軍への指示・管制を行う能力を持った航空機のこと。 本文に登場するVFN-74E(複座式早期警戒管制型)は、VFN-74をAWACS用に改装した機体で、地上管制室や空母管制室との連携が取れない遠方の空域での戦闘の際、管制室の代わりとして各機の管制や索敵、通信の中継・補助を主任務としている。 |
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海上自衛隊の艦種 |
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自衛隊は憲法上、他国への攻撃を目的とした軍隊とは違い、専守防衛に基づいて設立された防衛部隊であるため、兵器名称には通常の軍隊の兵器とは異なる名称が用いられる。 下に海上自衛隊と通常軍隊との艦種の相違点を挙げる。
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艦上攻撃機 [かもめ] (形式番号:NSA-70) |
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全日本工業連合(全工連)の新日本重工が、航空自衛隊と共同開発した、対艦艦上攻撃機。 空戦能力はVFN-74に劣るものの、対艦攻撃に関しては世界最強。 対艦ミサイルは勿論、太平洋戦争時の艦上攻撃機のように、魚雷を搭載でき、多角的な攻撃が可能。 72式空対艦ミサイル12発を装備するA型と、73式ハイパー酸素魚雷6本を装備するB型の二種類がある。 各地の航空護衛艦を保有する護衛艦隊や、特務航空集団所属に所属する対艦攻撃隊などで運用されている。 兵装: ・30ミリ機関砲二門 ・71式空対艦短距離ミサイル6発 ・72式空対艦短/中距離ミサイル12発(A型) ・73式ハイパー酸素魚雷6本(B型) 機体表面に施された塗装は、航空自衛隊伝統の洋上迷彩になっている。 |
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73式ハイパー酸素魚雷 |
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72式艦対艦酸素魚雷(無航跡魚雷)を航空機用に小型化・改良した魚雷。 従来の魚雷より小型のため、爆薬搭載量は少ないが、艦船の側弦耐久度も小さいため、対艦ミサイルと同等の破壊力が得られる。 電波妨害戦域において、高い対艦攻撃力を持つ兵器として、以前から戦略自衛隊で研究されていたものが、ミノフスキー粒子の存在が確認されたために採用された。 |
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新自衛隊法/航空法/海洋・船舶基本法 |
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西暦2010年に自国の独立を守るために日本国が改正・制定した、有事関連法制。 新自衛隊法は、旧来の自衛隊法に具体的な行動規定を書き加えたもので、公式には『自衛隊基本法』と呼ばれる。 海洋・船舶基本法には、民間船舶の運航規定を定めるとともに、海上保安庁・海上自衛隊との協力規定を盛り込んだ法律。 |
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竹島防空陣地 |
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竹島に建設された、超高空飛来物迎撃陣地。 二連装40センチリニアレールカノン砲、高高度迎撃ミサイルなど、地上でも有数の装備を誇る。 U.C.0079・1月10日にジオン軍が行ったブリティッシュ作戦(コロニー落とし)の際には、地球連邦軍の要請に応じて、大気圏に突入したコロニーに対し超遠距離砲撃を行っている。 その後、空中分解を起こしたコロニーの破片の一部が、第二東京都に落下することが判明し、再度砲撃を実施、進路をそらすことに成功した。(破片は旧東京都に落着) |
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総合宇宙ステーション [あきつしま] |
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日本国上空の静止衛星軌道上に浮かぶ、10機の補助衛星の中心に位置する総合宇宙ステーション。 地上から打ち上げられた、HLVやスペースプレーンの中継基地として機能する宇宙港や、1Gの環境が確保された100万人が居住可能な居住区、地上の30%の電力を担う発電区、[あきつしま]を管理する自衛隊司令部から構成される。 『第四の自衛隊』戦略自衛隊の総司令部もここに置かれており、宇宙における自衛隊の活動拠点となっている。 また、戦略自衛隊によって、通信/策敵補助・データリンクシステムの管理統制などの、地上の自衛隊の後方支援活動も行われている。 [みかづき]級宇宙護衛艦3隻、[すばる]級宇宙護衛艦3隻、[あまのがわ]改装宇宙補給艦、VFN-74S[りゅうせい](VFN-74の宇宙戦闘機型)60機が配備されている。 |
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陸上自衛隊石垣島駐屯地・第一機械化混成大隊 |
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陸上自衛隊石垣島駐屯地 石垣島の中央にそびえる於茂登岳のふもとにある、陸上自衛隊の基地。 南西方面隊の最南端・最西端の基地。 第一機械化混成大隊 |
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那覇陸海空合同基地 |
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那覇空港に併設された基地。 南西諸島の基地に所属する陸海空の三自衛隊の南西方面隊司令部が置かれている。 一般に南西方面隊と言う場合、那覇基地に司令部を置く陸海空合同の部隊を指す。 |
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戦略自衛隊 (JSSDF = Japan Strategy Self-Defense Force) |
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U.C.0035に、宇宙関係の防衛戦略/戦術、新防衛戦力開発を目的として設立された、防衛省直轄の部隊。 総合宇宙ステーション[あきつしま]に総司令部を置き、戦略戦術研究部・開発実験部・統合情報部・後方支援部・宇宙基地防衛隊によって構成されている。 陸海空の三自衛隊と対等の関係にあり、戦略幕僚長は統合幕僚長と対等の関係となっており、独立部隊としての性格が強い。 |
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地球連邦政府 (Earth Federation) |
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西暦1999年に国際連合を母体として樹立。 従来の国家を統合し樹立され、地球圏最大の軍隊(地球連邦軍:E.F.F.(Earth Federation Force))を保有し、地球・各サイド政庁・月面都市群を勢力下に置く。 絶対民主主義を標榜する理想的な国家であるが、その巨大な組織体系ゆえ、政府や軍上層部には、官僚主義的な考えや、地球至上主義といわれる、各サイドを地球に居住する人達の植民地と考える思想が横行しており、ジオン公国やその他自治政府が、独立を要求する原因になっているという指摘がある。 地球連邦議会・地球連邦大統領府などの施設があると考えられるが、原作(機動戦士ガンダム)では多くが語られず、その所在は不明である。 原作では地球連邦政府と地球連邦軍が同一組織であるかのように扱われている。 |
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第一次・第二次極東戦争 |
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第一次極東戦争 西暦2020年、地球連邦政府は、中立独立国家として軍事防衛国家に成長した日本国を「地球上の紛争の根源」と見做し、軍事制裁を発動。 国力差20倍といわれる中、一方的な連邦軍の攻撃から、自衛隊は五年間に渡り日本を防衛し続け、次第に世界的に反戦運動が展開されるようになった。 時を同じくして、日本国内で徹底抗戦派から停戦講和派に政権交代し、日本は連邦政府下の自治州となる条件で停戦する案を提出し、停戦が実現。 翌年締結された終戦条約によって、正式に日本国は日本自治州として連邦政府の属領となった。 第二次極東戦争 |
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特別自治国家・日本自治国 |
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特別自治国家 日本国の事実上の独立を黙認するため、地球連邦政府が規定した国家形態。 連邦制国家における「共和国」と同様の位置づけで、地球連邦法では、他の自治州政府よりも上級の扱いを受ける事とされている。 当時の改正連邦法草案には、「指定自治特区」という名称も見られたが、日本政府からの強い反発を受け、成立後は削除されている。 連邦政府を構成する国家として、連邦政府議会での一定数の議席と議決権を有し、オブザーバーとして議決権を与えられていない他の自治州・自治区政府の意見代表のような立場に置かれている。 日本自治国 |
緊急防衛出動 |
他国からの武力侵攻を受けた際、統合幕僚監部が全ての自衛隊部隊に対して発令できる、緊急時の防衛出動命令。 総理大臣と国会の事後承認が必要。 防衛省・統合幕僚監部が日本政府から正式に指揮権を委譲されるまでの暫定処置で、この出動命令と同時に発令される第二種防衛行動許可命令によって、各基地・各部隊が最低限の防衛行動をとることができる。 あくまでも暫定処置のため、武器使用の制限など、さまざまな制約が課せられる。 |
[ヒマラヤ]級対潜哨戒空母 |
地球連邦海軍の保有する対潜哨戒中型空母。 ドン・エスカルゴ対潜哨戒機・フライマンタ戦闘爆撃機・対潜哨戒ヘリなどを主に運用する。 艦型はソビエト海軍の[キエフ]級航空巡洋艦に酷似している。 コロニー落着の影響で、太平洋艦隊所属の多くの艦艇が廃棄されたが、上海基地やウラジオストク基地の艦は運良く難を逃れたため、多数の艦艇がジオン公国軍に鹵獲されることとなった。 |
マニューバ |
航空機同士の近接戦闘(ドッグファイト)の際に用いられる空戦機動のこと。 作中に出てきたマニューバをここに記述する。 バレルロール インメルマンターン |
77試式装甲強化戦闘服 [アーマースーツ] |
日本総工業連合が開発した、軍事用パワード・スーツ。 戦略自衛隊統合情報部が入手したジオン軍のMS開発の情報を受けて、 これまで医療分野や災害現場での人命救助、大規模建設事業など民生用として発達してきた外骨格式ロボットスーツを急遽、軍事用に転用した防衛兵器。 関節部に補助モーターによって通常の筋力の数倍の力を行使できるほか、足底面のベアリングローラーによる機動で、ジャングルなどの悪路でも時速50kmの走行が可能。 固定武装はないが、通常兵器はもちろん、内臓コンピュータと連動させることでほとんどの陸上兵器を使用できる。 動力は背中のバックパックに搭載された電気自動車用の大容量リチウムイオンバッテリーで賄われる。 78試式狙撃銃をはじめとした各種専用装備や水中仕様など、さまざまなバリエーションが日夜開発されている。 |
日本総工業連合 (日工連:NAIC=Nihon All Industrial Concern) |
U.C.0055に日本国内の主要工業メーカー十数社が中心となって設立された、日本最大の企業連合体。 官民法人企業や中小企業などあわせて数百の工業系の企業を傘下におさめ、外国の企業連合体(主にアナハイム・エレクトロニクス)の買収行動に対抗するために設立されたと言われているが、地球連邦政府との全面戦争を警戒した日本政府が主導して発足したともされる。 日本総工業連合を持株会社とし、傘下におさめる企業を子会社とするホールディングス(20世紀初頭の財閥と同様の形態)形式の企業連合体で、株式の60%を持株会社が保有している。 自衛隊の防衛戦力開発も戦略自衛隊と分かつ形で独占しており、新兵器開発の際には、戦略自衛隊も交えての傘下企業同士のコンペティションが連合内で行われる。 |
78試式狙撃銃 |
77試式装甲強化戦闘服の追加武装として設計試作された、対機動兵器用レールカノン砲。 運用思想とその形状、防諜上の理由から、「狙撃銃」という名称が用いられている。 旧世紀の対物ライフル(バレットM82)をそのまま大きくしたような形状の対MS兵器。 銃身は三段階に伸縮が可能で、最大3mまで縮長させ、アーマースーツによる滑走で移動が可能。 通常はアーマースーツと移動補助ホバー車によって運用され、弾体を射出する際の電力は、銃底部分の充電池とアーマースーツやホバー車に搭載された燃料電池・太陽電池や外部電源から供給される。 発射時に大気中の水蒸気に触れた電流がプラズマ化するほか、摩擦熱によって銃身が異常加熱するため、連続発射をすることができない、という欠点がある。 発射後、銃身の冷却・電源の確保で最低5分の次弾発射時間が必要となり、電源の出力の関係上、3発の連続発射制限がある。 全長:7m(最大伸長時)/3m(最小縮小時) 口径:90mm 使用弾:78試式電磁加速型徹甲弾 装弾数:3発 初速:秒速5500m(5.5km/s) 最大射程距離:10000m 有効射程距離:8500m |
ザクⅡ (形式番号:MS-06) |
ジオン公国軍が開戦当初から全ての兵器の枢軸として運用した、公国軍の主力量産モビルスーツ。 AMBACと呼ばれる手足を使った姿勢制御により、宇宙空間での推進剤の浪費を防ぎ、宇宙戦闘機では得られない高い機動性を実現、圧倒的物量を背に立ちはだかった連邦軍の宇宙艦隊を瞬く間に圧倒した。 汎用性に優れ、耐久性も高いため、さまざまに改良されたバリエーションが各戦線に投入されて活躍している。 前採用機であるMS-05[ザク]との混同を避けるため、[ザクⅡ]の公称が付されたが、前線の兵士には「ゼロロク」「ザク」と呼びならわされることが多い。 その姿かたちから、自衛隊では“一つ目”、“一つ目入道”などと呼ばれている。 |
航空機動護衛艦 [わかさ] |
海上自衛隊と航空自衛隊が共同で開発・建造した最新鋭航空護衛艦。 テクノスーパーライナーと呼ばれる、日本独自の技術で造られた高速艦船で、巡航速度は時速120kmを誇る。 外観はオーソドックスなアングルド・デッキを採用した正規空母であるが、推進機関の関係から、他国の航空母艦と比べても大きく特殊な船体構造をもつ。 三胴型船体の船底は浮上航行時の浮力として外気を取り入れるため、大きな空洞となっており、その分、各種装備や施設の多くは第二甲板より上層に設けられている。 通常の露天甲板の一段上に飛行甲板となる全通甲板をもち、その上の右舷側に艦橋構造物と最小限の対空火器、艦首側に二連装レールカノン砲を装備、艦橋構造物の真下は居住区画が三層に分けて押し込まれている。 左舷側は、飛行甲板とその下に居住区の上二層分を使用した航空機格納庫のほか、艦首側にはパイロット・ルーム、艦橋構造物直下には中央戦闘指揮所(CIC)や航空管制所が置かれ、格納庫の下の第三層にパイロット居住区が広がっている。 航空機の搭載数はVFN-74[はやぶさ]を、格納庫に50機、飛行甲板上に30機、合計80機搭載可能。 直掩機10機のほか、各航空艦隊に配属される対艦航空隊、複数の部隊による合同作戦で使用されることを考えられているので、他の隊や特務航空集団以外の部隊が着艦しても余裕ある設計になっている。 ネームシップである[わかさ]のほか、[うらが][ありあけ][つがる][あき]の四隻が建造され、各遊撃航空艦隊旗艦として配備されている。 全長:350m 全幅:最小40m・最大80m ※テクノスーパーライナーについては下記サイトを参照。(別記事を作成予定) |
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